保護者対応についてもチェック↓

GWで一息ついたはずなのに、なぜか体がだるい
連休明け、子どもたちのテンションがバラバラで授業にならない
気がつけば、4月の勢いはどこへやら…
ゴールデンウィーク明けの教室は、まさに1学期の成否を分ける分岐点です。
文部科学省の最新調査では、公立学校教員の精神疾患による病気休職者は7,000人を超え過去最高水準となり、改善の兆しは見えていません。
めいいろんな仕事が増えて現場はとても大変だよね…
さらに、小・中学校の不登校児童生徒数は約35万4千人と12年連続で増加し過去最多を記録しています。
GW明けの数日間をどう過ごすかは、子どもたちの1年と、教員自身の心身を守るうえで極めて重要な意味を持つということです。
本記事では、4月の学級経営を踏まえ、「再スタート」を切るための7つの具体的アクションを、現場で使える形で整理しました。
・学級経営でやるべきこと
・自分自身のケアでやるべきこと
※リンクからそれぞれの項目に飛べます
今日からそのまま実行できる内容にしているので、ぜひ最後まで読んでみてください。



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なぜ「GW明け」が重要な分岐点なのか


GW明けは、教員にとっても子どもにとっても「4月のがんばり」が一気に表面化するタイミングです。
新年度は誰もが緊張感をもってスタートします。
しかし、その緊張は4月いっぱいで限界を迎え、長期休暇によって張り詰めていた糸が「ふっ」と緩みます。



確かにGWで緊張から解放された感じあるよね。
すると、それまで気力で抑え込んでいた疲労感や不安感、人間関係のズレが一気に表面化します。
これは医学的には「五月病(適応障害の一種)」として知られています。



5月病って実はとても重い症状なんだね…
一方で、これはネガティブな現象だけではない点に注意が必要です。
連休によって子どもたちと一定の距離が置かれたことで、4月に芽生えた小さな問題に冷静かつ俯瞰的に向き合えるチャンスでもあります。
深刻化する前に手を打てる、いわば「リスタートのゴールデンタイム」なのです。



ここを頑張れるかどうかで、学級経営が左右されるよ!
教員がゴールデンウィーク後にやるべきこと7選


ここで、GW後にやっておきたいことを7つに厳選してまとめました。
GW後は、学級経営や自身のメンタルをリスタートするゴールデンタイムです!
参考にしてみてください。



必要だと思う部分を読んでみてね。
| やること | 重要度(1〜3) |
|---|---|
| 4月の学級経営を振り返る | ☆☆ |
| 子どもの「小さな変化」を観察する眼を取り戻す | ☆☆ |
| クラスのルールと「言葉の意味」を再確認する | ☆ |
| 自分自身のメンタルヘルスを「守る」仕組みを作る | ☆☆☆ |
| 業務に「優先順位」を付け直す | ☆☆☆ |
| 保護者との「点」のコミュニケーションを「線」にする | ☆☆ |
| ICTを「持続可能」な形に整える | ☆☆ |
どれも重要性がありますが、この中で更に重要度をつけてみました。
1つずつ確認していきましょう。
4月の学級経営を振り返る
連休明け最初の1週間で必ずやってほしいのが、4月の振り返りです。
「なんとなくうまくいった/いかなかった」ではなく、できる限り客観的に見てみましょう。
- 提出物の提出率の推移遅刻
- 発言回数
- 更衣の所要時間
- 給食・清掃の片付けにかかる時間
提出物は、保護者からの提出物も含めて確認しましょう。
4月は重要書類の受け渡しが多いので、レスポンスが早いかどうかも確認できると良いです。
これらをノートやスプレッドシートに書き出すだけで、4月の課題が驚くほど明確になります。
ポイントは「良かったこと」と「改善したいこと」を必ずセットで洗い出すということです。



改善点は完璧を目指さなくても良いよ。
改善点だけに目を向けると、自分も子どもも追い詰められてしまいます。
「ここはこのままでいい」という維持ポイントを意識することで、リスタートの軸がぶれません。
子どもの「小さな変化」を観察する眼を取り戻す
GW明けの子どもたちは、表情や言動がいつもと微妙に違います。
この違和感を見逃さないことが、不登校・いじめ・自傷行為などの早期発見につながります。
文部科学省・国立教育政策研究所の生徒指導リーフでも、「2〜3日の欠席が続いただけでも不登校の予兆と捉える」ことが明記されており、初期対応の重要性が強調されています。
- 朝、表情が硬い/口数が極端に減った
- 提出物が急に出なくなった
- 友人関係の輪から外れている
- 離席や他害のような行動が見られるようになった
- 「お腹が痛い」「頭が痛い」の訴えが連続する
こうしたサインは「気のせいかな?」で済ませず、最低3日間は意識して継続観察しましょう。



気になる場合は、養護教諭・学年主任に共有しておくと良いよ。
クラスのルールと「言葉の意味」を再確認する
4月の学級開きで伝えたルールや願いは、長期連休を経ると忘れられている可能性がとても高いです。
なので、GW明けの最初の学活や朝の会で、もう一度伝え直す時間を取りましょう。
ただし、ここで注意したい点がいくつかあります。
- 一方的な「説教口調」にならないようにする
- 4月の良かった点を先にしっかり認める
- これからもっとよくしたいことを子どもと一緒に考える
「先生はみんなのこういうところが本当に好き。だから、ここをもう少しだけ整えていこう」と、ポジティブメッセージではさむ伝え方が効果的です。



嫌なことばかり言われても気が滅入っちゃうもんね。



GW明けは特にそうだね。
まずは児童生徒の気持ちをもち上げることも大切だね。
子どもたちは、自分たちが認められていると感じたうえでの改善提案であれば、素直に受け入れてくれます。
自分自身のメンタルヘルスを「守る」仕組みを作る
これが一番大切な部分です!
「GW明けにやるべきこと」という記事はたくさんあります。
しかし多くの記事が触れていない、けれども最も重要な項目です。
文部科学省の調査によれば、令和5年度に精神疾患を理由に休職した公立学校教員は初めて7,000人を超え、年代別では30代が最多となっています。
要因のトップは「児童・生徒に対する指導」でした。



メンタルが病んでしまう先生、多くなってるんだね…
教員のメンタル不調は、もはや「個人の弱さ」ではなく構造的な職業リスクとして扱うべき問題です。
GW明けはこのリスクが最も高まる時期。
次のような「自分を守る仕組み」を持っておきましょう。
睡眠時間を死守する
最低でも6時間、できれば7時間あると良いです。
「やらないことリスト」を作る
5月は特に、あれもこれもやらなくて良いです。
新しい内容は6月以降に回すことで、5月のやることが減ります。
退勤時刻を明確に決めて宣言する
「◯時には帰る!」と職員室で口に出すだけで行動が変わります。
出勤した時に言うと、周囲の先生も気づいてくれて「帰るんじゃなかった?」と聞いてくれます。
校内外の相談先をもっておく
校内では、管理職や養護教諭、信頼できる同僚など、1人でもいると心の安心材料になります。
校外であれば家族や友人、恋人など、気兼ねなく相談できる人がいると良いです。
不調を感じたら「早めに」産業医・主治医に相談
我慢すればするほど回復に時間がかかります。
何事も溜めずに、吐けるようにしておきましょう。
業務に「優先順位」を付け直す
4月は一から教室準備や年間指導計画・個別指導計画等をやらばければならず、誰もが「全部やらなきゃ」モードで突っ走りがちです。
しかし、5月以降にそれを続ければ確実に潰れてしまいます。



全てのことに全力疾走は無理だもんね。
GW明けに、10分程度でいいので
- 今日やらないと教育活動が止まる業務(A)
- 今週中にやるべき業務(B)
- 来週以降でもいい業務(C)
- そもそもやらなくてもいい/誰かに渡せる業務(D)
の4つに、現在抱えている業務を分類してみてください。
特に大切なのは(D)を見つけ出すことです。
「みんなやっているからやる」は、必要ないことかもしれません。
また、過去のデータを使いまわせるものはフルに活用しましょう。



全て一から作ってたら時間が足りないからね。
学校全体の働き方改革は難しいかもしれませんが、自分の「やらないこと」を決めることは今日からできる働き方改革です。
保護者との「点」のコミュニケーションを「線」にする
4月の1ヶ月で連絡帳でのやり取りや面談(をした学校)で、保護者対応が落ち着いてくる時期。
だからこそ、今一度連絡を丁寧に行い、児童生徒の共通理解を深めていくことが、後々の信頼関係を大きく左右します。
ここでおすすめポイントは、連絡帳やお便り、電話・面談時に「ポジティブ連絡」を意識的に増やすことです。
こうした1〜2行のポジティブな共有は、後にトラブルが起きた時に「あの先生は子どものことをちゃんと見てくれている」という信頼の貯金になります。
逆に、トラブル時に初めて連絡をする関係は、保護者との関係を急速に悪化させるので注意が必要です。
GW明けは、連絡帳や学級通信で「最近の良いこと」を1人1エピソード書き留める習慣をスタートさせるのにベストなタイミングです。
ICTを「持続可能」な形に整える
新年度はやる気もあり、つい盛りだくさんの授業を組んでしまいます。
しかし、5月以降に必要なのは「継続できる仕組み」です。
- 板書計画・スライドのテンプレート化
- ロイロノート・Google Classroom・Microsoft Teamsなど学習支援ツールの「使うものを絞る」
- 生成AIを校務文書のたたき台作成・誤字脱字チェックに活用する
- 連絡帳の重要な内容や日々の児童生徒の行動を音声入力で入力する
注意点としては、生成AI、スマホでの音声入力は、児童生徒の名前等の個人情報を入れないということです。



僕は児童生徒の名前を番号にしてやってるよ。
NotebookLMなどのAIを使って、スライド作成や児童生徒の行動の音声入力をやっておくと、学期ごとの所見や引き継ぎ資料作成の時にとても便利です。



手書きじゃなくて音声入力でいいのか!
文字を書くのはとても時間がかかるので、簡潔に音声を入れることで、日々のデータが蓄積します。
また、生成AIに「(児童生徒)3番のできなかった部分が良くなったことをまとめて」と伝えるだけで、今までのデータから抜粋して所見等の資料を作成してくれます。
ICTは「使いこなす」より「無理なく続けられる範囲に絞る」ことが、長期的なパフォーマンスを左右します。
ぜひ、使えそうなものを使ってみましょう。
まとめ|GW明けは「リスタート」のゴールデンタイム


本記事では、教員がゴールデンウィーク後にやるべきこと7選をご紹介しました。
| やること | 重要度(1〜3) |
|---|---|
| 4月の学級経営を振り返る | ☆☆ |
| 子どもの「小さな変化」を観察する眼を取り戻す | ☆☆ |
| クラスのルールと「言葉の意味」を再確認する | ☆ |
| 自分自身のメンタルヘルスを「守る」仕組みを作る | ☆☆☆ |
| 業務に「優先順位」を付け直す | ☆☆☆ |
| 保護者との「点」のコミュニケーションを「線」にする | ☆☆ |
| ICTを「持続可能」な形に整える | ☆☆ |



まだGWのこと考えるの早くない?と思っていませんか?
GW明けは、4月の流れを冷静に見直し、夏休みまでの2か月半を走り抜くための準備期間でもあります。
完璧を目指さず、まずは1つでも実行できれば十分です。
あなた自身が健康でいることが、子どもたちにとって最大の教育環境であることを、どうか忘れないでください。
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