4月は新年度の始まり。
いろんな先生が異動し、新しい先生が学校に着任します。
3月まで学生・別の仕事などをしていた方も新任として着任しますね。
初めての学校…
どうやって仕事をすればいいか分からないよ。
新任の先生はそれが当たり前。
経験ある先生でも異動先の学校では同じだよ。
本記事では、新任の先生が着任先で気をつけることをまとめました。
新任の先生は学校のことが分からなくて当たり前です。
分からないなりに、いろんなことに気をつけることで今後の先生同士の関係性や仕事がスムーズになるかどうかが決まります。
自分ができることを最大限活かせるように、本記事を参考にしてみてね!
早く見たい方用に、一覧を出しておきます。
良い新年度のスタートが切れるように、参考にしてみてね!
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新人の先生が気をつけること12選!
新任の先生が気をつけるべきことを以下にまとめました。
本記事を見てすぐにでもできることばかりです。
授業力や児童生徒指導も大切ですが、その前にもっとやっておくべきことがたくさんあります。
今日からすぐにでも始められることもたくさんあるよ!
それでは1つずつ解説していきます。
どんな先生がいるかを確認
学校によっていろんな先生がいます。
教師は閉鎖的な社会とよく言われますが、意外と当たってることもあるんです。
学校のことを熟知している先生やお局さんのような先生もいるよね。
どんな先生がいて、どんなことを得意としているかを知っていると、いろんなことを質問しやすくなります。
・学校の中核を担っている先生は?
・その先生の性格は?
一気に知ることは難しいですが、これを知っておくことで後々仕事がしやすくなるかもしれません。
先生の性格によって質問しやすいかどうかも変わるよね。
相手のこと知っておくと、いろんな面で味方になってくれることもあるよ。
また、学校のことをなんでも知っている先生もいます。
何年も異動せずに同じ学校にいて、学校の隅々のことまで知っていることもあります。
そんな先生と良い関係性を築いておくことで、学校で使えるものが増えることがあるんです。
こんなところに使えるものがあったんだ!
なんてこともあるよね。
自分で探しても永遠に見つからないものが、その先生に聞いたらすぐに見つかるってこともあるからね!
自分が勤務する学校にどんな先生がいるかを知っておくと、働き方が変わり、スムーズに仕事ができるようになります。
学校のことを知る
学校によって置いてある物品や教室環境が全く異なります。
以前働いていた職場や学生時代には当たり前と思っていたものが無かったり、自分が知らない思わぬ宝物があったりするのが学校です。
特別教室の場所や物品を管理している場所を知っておくと便利だよ。
児童生徒と一緒に学校探検をすることもあるかもしれませんが、その前に自分自身で探検してみるのもアリです。
また、学校独自で取り組んでいることや、特色なんかも知っておくと良いですね。
これは学校のHPを見たり、学校経営計画を見たりすることで、その学校について知ることができます。
自分の長所を学校のどんな部分で活かせるかが分かるから、チェックしておくといいね!
学校のことを知っておくと、今後の働き方が大きく変わってくるので、早めにチェックしておきましょう。
笑顔で挨拶をする
簡単そうに見えて意外と大変なのが「笑顔で挨拶」。
そして、とっても大切なのが「笑顔で挨拶」。
やるとやらないで今後の関係性がとっても変わってくる「笑顔で挨拶」。
これはね、本当に積極的にやった方がいいよ。
初対面の印象は約3秒で決まるといわれています。
初対面、つまり第一印象で良い印象を与えるには、「笑顔で挨拶をすること」です。
知らない先生に対しても、挨拶を積極的にしておくことで知らないうちに好印象が残ります。
うちの職場の先生、初任の先生に対して「あの先生挨拶全然しないから感じ悪いよね」なんて言ってたなぁ。
あるあるだね。
良い噂も悪い噂も一人歩きするのがこの業界だからね。
いつも笑顔で挨拶をしておくことを心がけておけば、知らない先生にも「雰囲気が良い先生」と好印象を持ってもらえるかもしれません。
逆に挨拶をしなければ、相手とのコミュニケーションに支障がでる可能性があります。
簡単そうで意外と大切な「笑顔で挨拶」。
本記事を見たこの日から心がけるようにしましょう。
低姿勢で質問をする
これもとっても大切!
質問をする時には常に低姿勢。
新人だから質問して当たり前!
なんて思わないようにしましょう。
相手の貴重な時間を奪っているという感覚をもっていると、自然と低姿勢になると思います。
お忙しいところ〜って
一言添えると尚いいね!
仮に相手が指導教員であっても、質問することを当然と思っていると、大変なことになることがあります。
初任の先生で、当然のような雰囲気で質問しまくっていたら職員室に怒号が鳴り響いたことがあったよ…
質問する時には、常に低姿勢でいることがベターです。
質問のタイミングを知る
先ほど、質問するときは「低姿勢」と書きましたが、質問のタイミングも大切です。
相手の時間を奪っているってことだもんね。
相手が忙しい時や、表情が険しい時は質問を控えるようにしましょう。
緊急のケースやあらかじめ質問する時間が決まっているときは別です。
緊急でもなければ、予定していた時間外の質問の時は、相手の様子を伺ってからにしましょう。
近づくなオーラが出ている時は質問を後回しにすることも大事だね。
相手の機嫌次第で良い回答が返ってくるかどうかが変わってきます。
無理に質問をするのではなく、別の仕事をして、タイミングが良くなったら時に質問をしてみましょう。
メモ帳・ノートを常に持つ
意外と忘れがちなのがこれです。
どんなタイミングで何を伝えられるか分からないので、メモができるものを常備しておきましょう。
唐突に必要になる情報を言われるか分からないもんね。
口頭で知る情報が、意外と大切なんてことが多くあります。
頭をフルに回していても忘れるのが人間です。
メモをしておくと、今後に役立つ情報が残るので、必ずやっておきましょう。
やることに見通しをもつ
新しい職場だと、自分が何をしなければいいか分からないですよね。
今後の見通しをもっておくと、やることが分かり業務がスムーズに進みます。
新しい職場に来たらなにをすればいいの?
昨年度から学校にいる先生は、春休みにこんなことをやっているよ!
新年度にやっておきたいことは、主に会議の参加や新教室の準備などです。
春休みの予定表が職員室に貼っていたりデータでもらったりしていると思うので、参加必須の会議に参加しつつ、空いた時間に新教室の準備、何をやればいいかが分からない時には同学年の先生に質問をすると良いでしょう。
質問の仕方やタイミングは、先に出しているから参考にしてみてね!
訳もわからず1日が経っていた…ということにならないように、何をやればいいか分からない場合はしっかり質問をしましょう。
感謝の気持ちを忘れずに
これがあれば何とでもなる!と思うくらい大切なことです。
聞きっぱなし、されっぱなしで終わりにせず、常に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
人は感謝されると気持ちがいいものです。
特に教師という職業は、GIVE(ギブ)の精神が強い方が多い傾向にあります。
色々とやってくれる先生多いよね!
困った時は助け合い!精神をもってる素敵な先生はたくさんいるよね。
そんな素敵な先生でも、感謝の気持ちを示してくれなければ気持ちが良くないです。
何がなんでも感謝の気持ちを示せ!とは言いません。
しかし感謝の気持ちを示すと、相手が気持ちよく教えてくれたり作業してくれて、お互いの関係性が良好になるはずです。
常に感謝の気持ちをもつようにすることで、メリットがたくさんあるんです。
失敗しても大丈夫!精神
新任の先生がなんでも100点を目指しても、正直難しいです。
ベテランの先生は、新任の先生に初めから完璧を求めていません。
いろんなことが初めてだから、完璧を求められても難しいよね…
初めから完璧を求めないで、80点を目指そう。
新任の先生は、失敗していろんなことを経験することが大切です。
その失敗が今後の自分の糧になります。
僕も過去にいろんな失敗をしてきたけど、それがあったから今の自分があるって思ってるよ。
同じ失敗を何度もするのはNGですが、初めての失敗は他の先生がカバーしてくれるはずです。
初めての失敗を引きずったり落ち込んだりせずに、「仕方ない、次に活かそう!」と考えると良いです。
個人情報の取り扱いに注意
先生は児童生徒やその家族の個人情報をたくさん取り扱う仕事です。
個人情報の書類・データの紛失は大きな過失になります。
校内で一斉捜索ってこともあるよね…
それほど重要なものなんだよ。
万が一にもあってはならないからね。
学校内での個人情報の取り扱いも大切ですが、問題は学校外での個人情報の取り扱い。
ありがちなのが、飲み会での児童生徒・保護者の愚痴。
個人名を出したり、〇〇先生と呼んだりしまったりする先生が意外と多いです。
居酒屋とか誰がいるか分からないからね。
新人の先生は、個人名を校外で出さないようにしましょう。
先生のことは何て呼んだらいいの?
僕の場合は、
・〇〇さん
・〇〇部長
・社長
みたいに使い分けてるよ。
先生と呼んでしまうと、学校関係者かな?と思われることもあるので、注意しましょう。
始業式から1週間の準備
以下の記事でも書いていますが、新任の先生は、春休みのうちに始業式から1週間分の準備をしておくと良いです。
4月1日〜の1週間は春休みの学校が多いです。
この1週間のうちに、来週分のやることを少しでも進めておきましょう。
児童生徒が登校し出したら気疲れも多いから、疲れ果ててる可能性があるからね。
始業式から5日間、ガッツリ学校があるのでヘトヘトになること間違いなしです。
そうなることを予測して、少しでも余裕がもてるように授業準備や作業を進めておきましょう。
自分の体・心を休める
4月1日は新しい環境に慣れるので精一杯だと思います。
4月2日〜も先生との関係性を築いたり、いろんな会議に出席したりしてとても疲れると思います。
私も新任初日は疲れ果ててバタンキューだったなぁ…
僕も初めての一人暮らし&地元を離れたから心身ともに疲れ果ててたよ…
退勤後や休日はゆっくり心身を休めてください。
下手に自分の身体にムチを打ってしまうと、急に悲鳴をあげて体調不良になることもあります。
免疫も弱ってくるから、しっかり休むことが大切だね!
体調が悪くなっては何もできません。
そうならないように、こまめに休んで体調を維持できるようにしておきましょう。
まとめ
本記事では、新人の先生が気をつけるべきことを12つにまとめて紹介しました。
気をつけるべきことは以下の通りです。
初めての職場、環境で気を張っていることだと思います。
特に新年度の1週間は、どんな学校か、どんな先生がいるか、何をすればよいかを考えるので、普段よりもとっても疲れることでしょう。
無理しすぎず、まずはやれることをやっていこうね。
いろんな性格の先生がいることは確かですが、良好なコミュニケーションを図ることで、今後の教師人生が豊かになっていきます。
いろんな先生と関わっていると、たくさん助けられるし、いろんな情報を教えてもらえるよ。
第一印象はとても大切です。
挨拶や感謝の気持ちを忘れずに先生方と関わることで、良好な関係性を築けるはずです。
本記事が新任の先生の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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