こんにちは、うたです。
本記事(シリーズ)は、痔核(いぼ痔)の発症から切除、退院後の生活までを綴ったものです。
痔を患っている人にとっての不安や悩み、生活習慣の改善に役立てば幸いです。
・入院2日目の様子
・痔の手術目前の心境
・手術開始とその後の様子
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痔は日本人の3人に1人は発症すると言われているお尻の病気です。
ひどくなる前に薬で治したり、手術をすることで痔はリセットされます。
痔核がひどく進行していたから、手術をケツ意したよ。
このクッションは職場で重宝したよ。
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入院2日目の朝から手術直前まで
点滴をしている状態で迎える朝は、あまり良いものではありませんでした。
結局点滴の管が気になって寝返りがうまくできなかったな。
今日が手術当日。
手術当日は絶食なので、朝食昼食はありませんでした。
手術は夕方なので、その時にストッキングと手術用パンツを履いていてくださいね。
手術は夕方だったので、その日のお昼までは水分は飲んでも良いとのことでした。
手術時は腰椎麻酔をするので、足のむくみを予防するためにストッキング(手術用)を履くとのことでした。
手術まで何して過ごしていたの?
個室だったからテレビを見て過ごしていたよ。
点滴をしている状態なので、トイレに行くときには点滴スタンドを持って歩きます。
病院は特にやることもなかったので、テレビを見たりスマホを触って時間を潰していました。
そして刻一刻と手術の時間が迫ってきました。
その時は突然訪れた
うたさん、手術になりますので、手術室に行きましょう。
この一声で、不安と緊張感が一気に高まりました。
前日に下剤を飲み、腸を空っぽの状態にし、内視鏡検査を受け、点滴をして、ついに手術の時間になりました。
こんなことなら痔になるような生活をしなきゃ良かった…
そう何度も思っても、現実は残酷です。
ついに手術をする時がやってきました。
・水分は手術6時間前まで
・点滴のみ
・手術着着用
手術着の時にはストッキングを履き、手術用の不織布のパンツを履きました。
なんとも珍妙な格好です。
それではこちらでお待ちください。
通されたのは、約二畳一間の個室でした。
待機室での心境
狭いスペースに正方形のテーブルと椅子、小さいテレビがありました。
テレビには手術の様子が映し出され、緊張をほぐすための(?)クラシックが流れていました。
全然リラックスできないし、狭いから余計不安になったよ💦
そんなに不安になるんだね。
例えるなら取調室に一人で待たされている感覚だよ。
時計がない部屋だったので、そこにどれくらいいたのか分かりませんでした。
痛いかな?
どのくらいかかるのかな?
やりたくないなぁ
こんなことを考え、ネガティブ思考になっている時に、看護師さんがやってきました。
お待たせしました。それでは手術室に移動しましょう。
いざ手術開始
手術室はとても広い場所に手術用のベッドが真ん中にありました。
その近くにはCDラジカセが置いてあり、クラシックが流れていました。
この手術台に乗って、バンザイで待っていてくださいね。
看護師さんにそう言われ、手術台に乗りました。
そして手の甲に点滴をつけられ、反対の腕に血圧計をはめられ、指には脈拍計をつけられました。
これから手術をやっていくよ。
一緒に頑張ろうね!
院長先生にそう言われ、手術が始まりました。
手術時の体位
手術をする時は「ジャックナイフ体位」と呼ばれる姿勢になり、オペを今か今かと待っていました。
この姿勢で待っていると、腰椎麻酔を施されました。
腰に液体が入っていく変な感じがあり、みるみる感覚が麻痺していきました。
麻酔の具合を確認
腰のあたりの感覚が無くなっていった時に、お尻を広げられる感覚がありました。
お尻を開くから、お尻の両サイドをテープで引っ張るよ。
お尻の穴を広げられ、なんとも言えない感覚になりました。
それと同時に、麻酔の効き具合を確認されました。
痛みはありますか?
腰やお尻付近のお肉を摘まれ、痛覚があるかの確認を行います。
触られている感覚はありますが、痛みはありません。
そう伝えると、手術が始まりました。
手術開始
手術が始まりました。
麻酔は腰椎麻酔なので、意識がある中での手術です。
「ジュッジュッ」
「カチャカチャ」
「ウイーンッ」
台が動いたり手術道具の使う音が聞こえたりしてくる中で、人の肉の焼ける匂いがしました。
痔核くんを焼き切る時の匂いです。
何度も焼く音が聞こえ、いくつもの痔核君がいなくなっていきました。
さよなら…痔核くん…
他にも、注射をされるような感覚がありました。
これは、手術の内容にあった、ALTA療法をしている時でした。
何かをされている感覚はありましたが、痛みはありませんでした。
うたさん、お疲れ様。
よく頑張ったね。
手術開始から約30分で手術は終わりました。
変な姿勢だったから腕と顎が疲れたな。
でも、無事に終わって良かったよ。
手術後の様子とその後
術後は手術台からストレッチャーに乗せかえられて自分の病室に移動します。
緊急搬送みたいな感じだったな。
病室に到着したら、自分では動けないので看護師さん4人がかりでベッドに移乗してもらいました。
麻酔が切れるまで
しばらく麻酔が切れないと思いますので、安静にしていてくださいね。
麻酔が効いているのは下半身のみだったので、術後はテレビを見たりスマホを触ったりして過ごしました。
しばらくすると、排尿の時間になりました。
自尿がない人は導尿をするようですが、自尿がある人は尿瓶に行います。
感覚が少しずつ戻ってきているけど、下半身は変な感覚だな。
足はかろうじて動かせるけど、まだ言うことを聞いてくれない。
2時間くらい経過すると、感覚が戻ってきて、簡単に足を動かせるようになりました。
3時間経過すると、立って歩くこともできるようになりました。
術後の過ごし方
術後、院長先生との面談があり、手術の様子と術後のことを聞きました。
うたさん、無事に手術は終わりました。
大痔主だったけど、肛門はスッキリしたよ。
ありがとうございます。
解放されて嬉しいです。
でもこれからが辛い日が続くよ。
しばらくは安静に過ごして、早く傷口が癒えるようにしようね。
分かりました。
その時は知らなかった。
これからが本当の闘いだと言うことを。
これから退院までは、お薬とガーゼをお尻につけて過ごしてもらうよ。
院長先生にそう言われ、塗り薬とガーゼの付け方を説明してもらいました。
- 塗る薬をガーゼにつけて(500円玉くらいの大きさ)お尻の穴につける
- 排泄時に汚れを確認し、血や汚れが多かったら替える
- 清潔にすることが一番。何度変えても大丈夫
手術後は傷口が大きいので血が多く出るため、ガーゼを2枚にしても良いとのことでした。
市販のナプキンでは塗り薬が傷口に当たらないからダメって言われたよ。
この時に使ったガーゼは病院で購入したものでした。
2〜3日間はこれで過ごしてみましょう。
手術は無事に終わり、術後の病院での生活がスタートしました。
痔(次)回予告
痔回は、術後の入院生活編です!
病院生活ははっきり言って「とても大変」でした💦
果たしてどんな生活になっているのでしょうか。
お楽しみに!
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