こんにちは、うたです。
本記事(シリーズ)は、痔核(いぼ痔)の発症から切除、退院後の生活までを綴ったものです。
痔を患っている人にとっての不安や悩み、生活習慣の改善に役立てば幸いです。
・痔核が成長した原因
・肛門科受診後の生活
・日々の薬が面倒くさい
・入院の手続き
次の記事が読みたい方はこちらから。
痔は日本人の3人に1人は発症すると言われているお尻の病気です。
ひどくなる前に薬で治したり、手術をすることで痔はリセットされます。
自分の場合は痔核がひどく進行していたから、手術をケツ意したよ。
↓クリックしてもらえると嬉しいです!
にほんブログ村
痔核が成長した原因
痔核君が成長した原因、
それは「いきんで💩をする」ことです。
今後は、いきまずに💩してくださいね。
いきむ時のことを振り返ると、💩が固い時でした。
- 食事に難あり
- 睡眠時間が短い
- ストレスを感じている
💩が固くなり肛門に負荷をかけてしまい、最終的には痔核君の成長を促してしまうので注意が必要とのことでした。
痔核君の成長期は
・悪い食生活
・睡眠
・ストレス
人間の成長の真逆だね
食事に難あり
食事に関しては、原因と考えられるものが3つありました。
1つ目は偏った食事です。
コロナ禍前までは職場の人や友人とよく外食をしていました。
ラーメン、焼肉、食べ放題のお店、スイーツetc…
連日、好きなものを好きなだけ食べると、💩が固くなっていました。
食物繊維もあまり摂取できていなかったことも原因です。
暴飲暴食はほどほどにしなきゃだね。
2つ目は、水分を十分に摂取できていないことです。
💩は水分の摂取量で固さが変わってきます。
水分は1日1.5L以上を目安に飲むことが推奨されています。
しっかりと水分を摂れていなかったことが💩が固くなった原因でもあるかもしれません。
こまめに水を飲むことも意識した方が良かったな💦
3つ目は、飲酒です。
現在は飲んでいませんが、コロナ禍前はよく飲み会に行っていました。
飲み会の席ではよく飲酒をしていて、その翌日は必ずと言っていいほど💩が固くなっていました。
アルコールは消化器の水分を減らす傾向があるようなので、💩が固くなっていたみたいです。
お酒を飲む際には、アルコールだけでなく水分もしっかり摂る必要があります。
当たり前だけど飲み過ぎ注意だね。
基本的には偏った食事をし続けなければ大丈夫なのですが、連日偏った食事をしてしまうと💩が固くなってしまってました。
そのせいで痔核君が成長し、取り返しのつかないことになってしまいました。
食事の見直しをして、💩がなるべく固くならないように気をつけようと思ったよ。
睡眠が少ない
娘が生まれて、約1年が経ちました。
時々夜にぐずる事もあり、目が覚めることもしばしば。
しっかりと睡眠を取ることが減っていました。
【十分な睡眠が取れていないと便秘になる】
これは、睡眠と腸に大きな関係性があるようです。
腸の動きは交感神経と副交感神経という自律神経によってコントロールされています。
副交感神経が優位になるのはリラックスしている時や睡眠時で、眠っている間に腸がしっかりと動くことで、次の日の💩の出やすさに関わってきます。
良質な睡眠が取れていないと、💩が固くなり、いきんでしまうので、痔核君が成長してしまうという訳なんです。
良質な睡眠が取れるように、寝る時間はしっかり確保しようと思ったよ。
ストレスが溜まっている
ストレスと腸も大きく関わっています。
先ほど同様、腸の動きが自律神経によってコントロールされているからです。
ストレスが溜まってしまうと、交感神経が優位になります。
この交感神経が優位になってしまうと、脈拍や呼吸は速くなって、消化機能が抑制されてしまうんです。
消化機能=腸の働きがよくない状態になると、便秘や💩が固くなってしまいます。
自分の場合、仕事のストレスが原因だったのかも。
今年度は、育休明けで慣れない環境だったせいもあり、過度にストレスがかかっていたのかもしれません。
自分の体調が一番!
無理せず、なるべくストレスを溜めないように仕事と向き合ったよ。
診察後の生活
診察後の生活において、特に意識をしたことが3つあります。
- 💩を固くしない
- 腸の働きを良くする
- 薬をしっかり使う
基本的には、薬を使うことで💩を柔らかくしていきます。
しかし、薬だけでは💩が軟らかくなるとは限りません。
腸の働きを良くしてあげることがとても大事になります。
腸の働きを良くするために、Utaがやったことは、
・食物繊維をとる
・睡眠を十分にとる
・適度な運動をする
・水分をしっかりとる
ということです。
生活習慣を見直すことで、なるべく痔核君の成長を抑制しようと考えました。
もう痔核くんにシャバの空気を吸わせたくないからね。
そう決心し、日常生活を改善するのでした。
日々の薬が面倒くさい
痔核君はとっても成長していました。
なんせ、小学生の頃の「長時間トイレに籠る」習慣が何年も続き、水面下で痔核君はすくすく成長。
社会人になってからは飲み会や外食が続き、💩も固くなったことで、痔核君のレベルは一気に上がりました。
痔核君は知らず知らずのうちに強靭なパワーを身につけていたんだね…
という事もあり、診察の際に処方された薬は
・飲み薬
・座薬
この2種類でした。
飲み薬は1日3回、座薬は朝の💩誕生後と寝る前の2回です。
これがまぁ面倒くさい。
1日で見たら、計5回も薬を使わないといけません。
それも毎日。
慣れないうちは、忘れることもありました。
なるべく使うように意識をしていたつもりでも、朝の忙しい時間や寝る前の座薬は忘れがち。
入院前まで、飲み薬も座薬も使い忘れが何回もありました。
この時に、お医者さんの言葉が蘇ります。
今の痔の様子だと、
一生薬を使った方がいいよ。
こんな生活を一生するのは大変だし、薬の使い忘れもあると思いました。
ここで改めて手術をケツ意しました🍑
入院の手続き
入院にあたって、院長先生から手術の説明や入院に関して説明がありました。
言われた内容はざっとこんな感じです。
これから痔の手術を受ける方にも知っておいて損はない内容ばかりなので、詳しく説明しますね。
手術の内容
病名や手術日、手術の内容について説明されました。
図を用いて説明してくれたので、参考までに載せておきます。
※病院によって書式が異なります
まとめるとこんな感じです。
・病名
⇨内外痔核(いぼ痔が肛門の中と外にできているということ)
・麻酔方法
⇨腰椎麻酔
・手術
⇨切除&ALTA療法(注射で痔を潰す)
・手術時間
⇨約30分
・日帰りor入院
⇨選べるけど、入院した方がいい
大まかにはこんな感じですが、
ALTA療法という初めて聞く言葉がありました。
簡単に言うと、
「痔に直接注射を打って、硬化させて肛門の外に出さないようにする療法」
とのこと。
この手術は革命的な痔の治療方法で、入院せずに手術を受けられる治療方法なんです。
しかし、うたの場合は痔核君が成長していたため、切除もしなければなりませんでした。
もっと早期に相談していれば入院しなくて良かったんだね。
入院に関しては、日帰りでも良かったみたいです。
しかし、痔核君の切除をした後は日常生活もしんどいとのことだったので、入院することを決めました。
手術後の合併症について
合併症としては以下のものがあるよ。
・麻酔の副作用
⇨頭痛・吐き気・排尿障害の恐れあり
・出血
⇨痔を切除した傷から出血する
・傷の痛み
⇨痔の切除&縫合した部分が痛む
・細菌感染
⇨💩が出る部分だから菌が発生しやすいので、常に清潔に
手術後は肛門を清潔に保つことが大切で、こまめに洗うように言われました。
また、💩を出すときには、いきんでしまうと大量出血&縫合した傷が開くから再度手術をしなければならないとのことでした。
傷の痛みは個人差がありますが、痔を切除した場合、歩くのも座るのも一苦労ということでした。
入院生活について
入院生活中の流れについて確認しました。
食事指導や排便指導があり、毎日肛門の診察があるようでした。
食事は流動食→通常食にするといったものだったよ。
💩の生成には、食事が必ずつきまとってきます。
食事をうまくコントロールしなければ💩が固くなってしまい、傷を圧迫してしまうとのことでした。
排便指導は💩の出し方、肛門の洗い方についてだったよ。
ここでびっくりしたことが、
「排便指導で下手だった場合、入院を延長してもらう可能性がある」
というものでした。
院長先生曰く、
入院時に排便コントロールができないと、私生活でも良くなる訳がない。
傷に負担をかけて再手術する可能性もあるので、入院を延長して自分で排便コントロール・肛門を清潔に保つ練習をした方がいい。
とのことでした。
手術費、入院費
- 手術費用
⇨約10万円 - ベッド代
⇨2人部屋だと8,000円/日、4人部屋だと0円/日 - あとは診察代・薬代・食事代諸々…
他にもアメニティパックやらテレビカードやら色々ありました。
ここで注意点として、手術費は
「高額療養費制度」
を使うことができるということです。
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。
自己負担額の計算表はこちらを参考にしてください。
うたの場合、今回の手術で自己負担額を超えるので、高額療養費制度を活用しました。
せっかくの制度だし、活用しなきゃだね!
ベッド代は高額療法費制度の対象外なので、迷わず4人部屋にしました。
他の諸々の費用についても、できるだけ安く済ませたいので、持っていけるものは自分で準備しました。
病院でかかる費用は場所によって異なりますが、できるだけ抑えたいのであれば、高額療養費制度が適用できるか窓口等に相談してみるよいいでしょう。
痔(次)回予告
痔回は、入院・内視鏡検査についての記事です。
入院初日から壮絶な体験をすることになります。
入院生活は快適じゃないよ…
次の記事が読みたい方はこちらから。
うたはたくさんの痔主がいる「にほんブログ村」に参加しています。
↓クリックしてもらえると嬉しいです!
にほんブログ村
コメント